2011年9月23日金曜日

先端サマーセミナー

昨日、私は九州大学百周年記念講演会として行われた、「先端サマーセミナー」に参加して参りました。

詳細HP

セミナー自体は午前9:30からあったのですが、私は13:00~14:30に開催された、基調講演、「情報通信技術で“つながる”世界、そして“つながる”未来へ」を聴いて参りました。
講演者はNTTコミュニケーションズ株式会社 取締役相談役の和才博美氏です。1946年生。大分県出身、九大工学部卒です。

以下はTwitterでtsudaったものです。(原文ママ)

会場に到着 #先端サマセミ

posted at 12:48:07


会場は年配の方が多数 #先端サマセミ

posted at 12:51:16


会場では私がおそらく最年少 #先端サマセミ

posted at 12:54:51


13:00開始予定です #先端サマセミ

posted at 12:55:20


いよいよ開始 #先端サマセミ

posted at 12:59:29


世界の人口増加に触れる #先端サマセミ

posted at 13:07:50


世界のGDP増加にも触れる #先端サマセミ

posted at 13:08:47


日本について 人口は世界の伸びには劣る しかし、GDPは順調に伸ばしている(大きなスパンで #先端サマセミ

posted at 13:12:11


アルビン・トフラー の第3の波はまさしく世界を表現している #先端サマセミ

posted at 13:13:11


海外サービスではNTTはKDDIを超えたんではないか? #先端サマセミ

posted at 13:14:25


<主語は和才氏です> #先端サマセミ

posted at 13:15:08


ミッション:つなぐ="bridge" #先端サマセミ

posted at 13:17:32


産業革命における技術伝播のタイムラグは鎖国をしていた日本が極めて大きい #先端サマセミ

posted at 13:22:10


情報の伝播速度、電信電話の広がりを比較 #先端サマセミ

posted at 13:24:42


通信が地球を小さくしている(情報伝達速度の向上 #先端サマセミ

posted at 13:26:17


三六式無線電信機の開発に触れる #先端サマセミ

posted at 13:29:07


デジタル革命→端末革命、インターネット革命、モバイル革命、ブロードバンド革命 #先端サマセミ

posted at 13:36:08


インターネット革命(ライフスタイル・ビジネススタイル変革) インターネットというプラットフォームによっていつでもどこでも世界はひとつに繋がるようになった。 #先端サマセミ

posted at 13:37:57


Skypeとかで通信関連会社は商売あがったり #先端サマセミ

posted at 13:39:07


ネットビジネスの進展について Amazon SNS Google YouTube ニコニコ動画 ゲーム クーポン 電子書籍 #先端サマセミ

posted at 13:42:55


世界の情報量の伸び 2011年では1.8ゼッタバイト #先端サマセミ

posted at 13:45:58


V6にシフトして・・・ <個人・消費者>増加するトラフィック、メール・ビデオチャット等コミュニケーション・・・パーソナライズエンジンの必要性・・・セキュリティ、風評被害対策  <政府・企業>個人・消費者との対話の場、マーケティング、 #先端サマセミ

posted at 13:52:20


お客との接点・コンタクトを大切にすることが重要・・・ただしセキュリティ対策も重要 #先端サマセミ

posted at 13:53:59


個人に検索ロボットを設置するようなMyエンジンの構築が必要 #先端サマセミ

posted at 13:56:59


話変わって、日本のプレゼンスの低下 #先端サマセミ

posted at 13:59:10


新技術の創出は素晴らしいが、市場シェアは低い #先端サマセミ

posted at 13:59:56


高い日本の事業コスト・・・法人税・人件費・電力費→海外移転 #先端サマセミ

posted at 14:03:06


日本の競争力復活のために #先端サマセミ

posted at 14:10:04


NTT・日本はハードにこだわる #先端サマセミ

posted at 14:10:56


もっと携帯はパソコンみたいになっていくんだとはなから言っていたと和才氏 #先端サマセミ

posted at 14:11:49


デジタル技術のリードタイムは新興国と先進国でも殆ど無い ネット普及で消費者がコンテンツを作る時代 あらゆる機器がネットでつながりあう=クラウド化 → デザイン・技能・価格・使い易さ・市場を考慮した投入 IT・ネットを活用したSCM再構築 ネット端末のhubとして #先端サマセミ

posted at 14:17:40


Apple関係者「我々はSONYがなんで同じ事をしないのかってよく聞かれる。間違いなく我々はSONY以上にSONYらしいことをした。」 #先端サマセミ

posted at 14:19:15



市場規格をも考慮して・・・。 200kbps回線でハイビジョン機を投入しても意味無いでしょうが(笑) #先端サマセミ

posted at 14:20:41


和才氏と吉村作治教授との対談の話 吉村氏<学問を続ける為には縦と横とのつながりが必要。過去現在未来をつなぐ。乱暴に言えば現在は点であって、現在はない。未来を食いちぎりながら過去を作っていく。未来はあるものではなく作っていくもの。 #先端サマセミ

posted at 14:26:26


九大から産学官連携・・・(文科省は駄目だ(笑) 教壇に経ったことのある奴がいない。現場を知らない #先端サマセミ

posted at 14:29:21


講演終了 #先端サマセミ

posted at 14:32:21


質問:学生にどういう教育をしたらいい? 解答:デジタル人間になって欲しくない。感性を養う。総合的に。様々な経験を。 #先端サマセミ

posted at 14:35:07


質問:大学と企業の求める新人のギャップ。コミュニケーション能力・チーム力の欠如について 解答:社会的な問題。人間社会的に成長。人と触れ合う。 #先端サマセミ

posted at 14:39:53


以上で退室します #先端サマセミ

posted at 14:40:07



以上です。

 全体として、刺激を受けた感は正直言って薄いが、NTTのトップの座にあってもその人の移行が戦略に反映されないということが衝撃的だった。スマートフォンが世に出始める以前、氏は「携帯電話はいずれパソコンみたいになって、(インターネット)無線通信も可能になるんだ。」という考えで、まさしくスマートフォンの積極的な推進派の考えであった。実際のNTTはどうかというと、スマートフォン界では比較的遅れをとっていることは明らかだ。俗に言うガラケーを更に進化させてきたのがNTTとも言える。氏は「(日本のガラケーは)GPSだとか、そういったハード面ばかりを気にしている。」という。つまりは、スマホで言うアプリのようなソフト面が重要だと言いたかったのだろう。また、Apple Inc.のiPhoneにも触れ、革新的な技術を搭載しているわけではないにしろ、そこには洗練されたデザインがあることを指摘した。

 また、個人的な展望として、パーソナライズエンジンの必要性を訴えていた。言い換えればMyエンジンとも言うべきもので。、氏が言うには、今や情報量の多い世の中、24時間情報を探索しなければならない。しかし人間は寝なければいけない。そういった面を解消するために、適切な情報を検索し、それを記事や動画にしてまとめ上げるロボットが必要だという。それだけでなく、メールやチャット、TV電話といったコミュニケーションツールもMyエンジンで駆動する。そういったものが必要なのだと。くわえて、パーソナライズエンジンはSNSやECなど様々なネットツールを統括するものだという。
 更に、政府や企業もネットを消費者との交流の場・マーケティング・定点観測の場として活用することが必要だと言った。

 これらに対して私が抱いた率直な感想は「あれ?Google+なのかな?」ということだ。もちろん,、Google+がそれらの昨日を実現しているわけではない。方向性が似ているということだ。情報収集はGoogle+で言うストリーム。その他のGoogleが提供するネットサービスはGoogle+を基幹として今後ますます相互に結びつきが強くなるだろう。
Google+も同じような方向を向いているということ・・・。つまりそれは今後の情報通信会のあるべき姿なのではないかと思う。(実際、NTTとしても上記のようなことを研究しているらしい。)


通信業界においてひときわ目立つのはやはりiPhoneである。私が別のブログ(クローズドなブログゆえ、リンクは割愛する)に投稿した記事から以下に引用する。
デザインにビジネス性があることは、すなわち経済活動の中においてデザインという概念が少なくとも要素として構成因子となっていることである。もっと大きく言いえば、デザインが社会的意義を持ち得ているということだ。例を挙げるならばApple Inc.だ。Apple Inc.の製品自体は決して時代の先端を行くようなハイスペック製品ではない。しかしながら、株式時価総額が全米トップを行くほどの企業としての魅力や売上を獲得しているのは何故だろうか。私は、Apple Inc.にデザインとしての卓越性を示したい。勿論、こういった意見は一般的に述べられている。ユーザービリティに特化した製品として人間工学に基づいたユーザーインターフェースの開発を行っている。この背景には様々な事柄が絡んでくるが、事実として、Apple Inc.の社員にはデザイナーが多い。

Apple Inc.からわかるように、実際の機能性(つまりスペック)とは別の付加価値的要素(ユーザーインターフェース)が商品として大きな選択制を与えている。これは、付加価値というデザインが、真の価値として消費者に認識されてきた表れではないだろうか。

また、ユーザーインターフェースの点から言えば、デザインという概念はWebやスマートフォン、モバイルといった端末のアプリケーションにまで裾野を広げている。アプリケーション開発を行う、株式会社M-Warpの原申氏、野村亮之氏と芸術工学についての座談会が先日行われたが、その中で、アプリケーションにおける人間工学・ユーザービリティの重要性を説いている。デザインという論理的な設計プロセスが肝要なのだ。
詰まるところ、やはりデザインが全てなのだ。こういったビジネスモデルに対して、日本のように通信会社がメーカーに規格を要求するような状況ではいけないという。もちろん、これは日本のガラパゴスたる所以なのだが、世界的に見ても珍しい形体だ。氏は通信会社が障壁になっているという。この現状を打開してこそ次のステージが見えてくると私は思う。そういった面で、iPhone5のauとSoftBankという2キャリア展開が実際にあるのなら、それがが新たな風穴となることに期待したい。

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